サイボウスSIパートナーの株式会社FISTBUMPです。kintoneのカスタマイズ事例をお伝えします。
今回のkintoneカスタマイズ事例は、LINEとkintoneの連携です。LINEトーク履歴をkintoneのテーブルに自動で登録する仕組みです。LINEのMessengerAPIを利用して、LINE公式アカウントで送受信したトーク履歴をkintoneのサブテーブルに登録することが可能です。
具体的には、法律事務所(その他、会社)で取得したLINE公式アカウントでクライアントとやりとりするデータをkintoneの事件管理アプリに保存していきます。
その際に、LINEでやりとりしているクライアントとkintoneの事件管理アプリを紐づけるのですが、どのクライアントが紐づくのか設定をする必要がありLINEの識別番号を利用することで可能にしています。その為、事件毎にLINEのやりとりが保管されていくようになっております。
※イメージ※
LINE公式アカウントで「クライアントA」とやり取りをした履歴が、kintoneの事件管理アプリの「クライアントA」に保管、LINE公式アカウントで「クライアントB」とやり取りをした履歴が、kintoneの事件管理アプリの「クライアントB」に保管されます。
クライアントとのチャット(連絡)ツールは利用し易さを考慮してLINEを選択し、かつ、その履歴がkintoneに残っていくためデータを一元管理することが可能です。
ひとりのクライアントに対して複数のkintoneアプリの紐づけも可能になっており、一度事件が終了した場合の再開や再依頼、事件が複数に渡る場合も問題なくデータが振り分けされてkintoneに保管されるようになっております。 CS(カスタマーサクセス)やデータの一元管理等の向上を図ることも可能になるケースがありますので、気になりましたら是非お気軽にお問合せ下さい。