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ERPについて

ERP(企業資源計画)とは?導入したらどう変わるの?と思う方へ向けたERPについての説明です。


ERP(Enterprise Resources Planning)とは?

経営資源であるリソース(ヒト・モノ・カネ・情報)を一元管理することで、企業全体の状態をリアルタイムで把握することができ、円滑な経営判断を可能にしたもので、これを実現するための統合型ソフトウェアをERPパッケージと言います。クラウドを利用して簡単に導入でき、サーバー導入など企業の負担を少なく済ませることができるERPパッケージもあります。


経営資源の一元管理とは?

経営資源は企業によって様々で、必ずしも同じものが当てはまらない場合があります。法律事務所を例に考えていきます。弁護士は数多くの事件や事故などの案件に対応しなければいけません。1つの案件に対して事案に関連した多くの情報を管理、共有する場面がたくさんあります。例えば、病院の案件の経過記録情報や病院・通院に関する情報、相手方の情報などをタイムスタンプを併せて管理運用していく必要があります。

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ERPはこれらの情報を1つのシステムに統合し、プロセスや情報を事務所全体で共有することを可能にすることが出来ます。ERPシステムは異なる弁護士や事務員の使用されているあらゆる機能性に対応しており、それらの情報を共有データベースに格納することで、全ての従業員それぞれが必要としている情報を同じソースから持ってきて使用することが出来るようになります。情報が一元管理されるようになり、事務所全体の状況がリアルタイムで把握できるので、例えばこれまではミーティングを開催して情報共有をしていた時間が不要になり、従業員同士がお互いの時間を奪い合うことなく案件を進めていくことに集中できるようになります。

Analysis

更新されたデータはもちろん常にリアルタイムで反映され、ただ反映されるだけでなく、システム内で解析され、加工されたデータが共有されるので、多くの場合、すぐに使える状態のデータであることが重要な要素になります。

  • プロセスや情報を事務所全体で共有することを可能
  • 事務所全体の状況がリアルタイムで把握できる
  • システム内で解析され、加工されたデータが共有される

ERP導入でこう変わる!

経営資源である多くの案件を事務所全体で共有することで、事務所全体の状況が把握でき、職員それぞれが必要としている情報を同じソースから持ってきて使うことができるので、案件の進捗状況や問題点を広い視野で共有、改善することが出来ます。また、ERPは社内業務の可視化にも適したシステムになります。社内の透明化は、属人化をさける意味でもメリットが大きく、リレーションシップの可視を可能にしてくれます。

ERPは、レポート機能や特定の種類の作業を自動化する機能なども搭載されています。複数のデータベースに格納されたデータをエクセルでまとめて報告書を作成する、という作業は、かつては集計作業などに時間のかかる作業でしたが、最近は「簡略化」または「自動化」できる作業となってきています。例えば、帳票出力業務をルールに基づいて自動化することなども可能になります。自動化することで、必要になったタイミングで帳票を作成できるため、業務の効率を上げることができます。また、データの二重登録を減らせる、というメリットもあります。入力によるミスも予防することができます。クラウド型ERPではインターネットを利用できる環境であれば外出先から安全にアクセスして情報を共有でき、外出先で必要な情報をすぐに得ることができます。


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