井町総合法律事務所
CloudBalance導入のきっかけを教えて下さい
2年ほど前、ちょうどkintoneをうまく活用できないか悩んでいた時期に、サイボウズ社とFISTBUMPさんが共同で法律事務所向けセミナーを開催する案内を見つけました。
kintoneを素人なりに試行錯誤していたものの、すぐに限界を感じて諦めかけていたタイミングで、セミナーに参加し、FISTBUMPさんのことを初めて知りました。
この出会いは運命的なものだったと思っています。
導入の経緯を教えて下さい
FISTBUMPさんと出会ったセミナーが、ほぼマンツーマンの形で質疑応答していただけたこともあり、CloudBalanceについて、『これは良い』と感じていました。
導入については、その時のセミナー中に7割ほど決めていたと思います。
その後、細かい費用面や仕様の調整を経て、1ヵ月以内には契約を締結しました。
CloudBalanceを選択した決め手を教えて下さい。
他にも弁護士向けの案件管理システムは検討しましたが、弊所の業務の8割を占める損害保険会社関連の特殊な案件には適していませんでした。
CloudBalanceはkintoneの柔軟性を活かして、我々の業務に最適化されたシステムを構築できたことが大きなポイントです。
また、kintoneの売りが『プログラムできなくても構築ができます』と言われていますが、実際に自分で設定をするとなると限界があるので、FISTBUMPの様なパートナー的存在がいないと実際厳しいところがあるという点も決め手の一つでした。
導入後どのような業務の改善がありましたか?
導入前は、案件管理や進捗管理、電話メモをExcel管理していました。
Excelに強い事務員がいたおかげでマクロを駆使して何とかできていましたが、
事務所の職員8名規模になってくると、やはり限界がありました。
CloudBalanceを導入してからは、kintoneの特性を生かし、10ファイルくらいに分散していたExcelファイルを一元管理できるようになりました。
また、電話帳(住所録)と案件進捗をリンクさせることができるため、業務効率が大幅に向上しました。
その結果、一覧性が高まり、作業の工数が圧倒的に減りました。
コストパフォマンスについてはどのように感じていますか?
金額については安すぎると思うくらいです。
弁護士側がミニマムなシステムを望んでいるのか、より合理化していろいろなカスタマイズを望んでいくのかによって変わってくると思いますが、事務所規模が成長していくような事務所であれば、安すぎるくらいだと思います。
契約後のサポートについてはどうでしたか?
導入後も定期的にミーティングを重ね、運用課題を解決してきました。
問い合わせに対する対応の早さも非常に満足しています。
現在は、より効率的に運用する方法を模索するフェーズに入っており、FISTBUMPさんには引き続きお世話になっています。
今後弁護士業界のDXはどのようになっていくと思われますか?
法律事務所の多くは5名以下の規模でシステムの導入をするよりも手書きやExcelで管理しているところがまだまだ多いです。
地方の法律事務所だと手書きやWord等での20年前からの管理方法を続けているケースも珍しくありません。
ただ、業務効率化に興味を持ち始めている事務所も少しずつ増えてきています。
CloudBalanceの様な柔軟で専門性に応じたシステムは、これからさらに広がっていく可能性があると感じています。
今後弊社にご期待いただくことを教えて下さい
出会ったときより、会社がどんどん大きくなっている姿も見ているので、今後も期待していける会社だと思っています。
弁護士業界の古い慣習に挑みつつ、システムの良さを伝えていくことは大変だと思いますが、DX化に興味がない弁護士にもFISTBUMPさんなら踏み込んでいけるのではないかと思っています。
多くの法律事務所の業務効率化の実現ができると信じています。
また、料金面も非常に良心的だと感じているため、今後さらに多くの法律事務所への柔軟な対応を期待しています。