初めての東京ビッグサイト出展。産業交流展「スタートアップゾーン」にFISTBUMPとして挑みます

このたびFISTBUMPは「産業交流展」に出展することになりました。
しかも今回は、私たちにとって初めての東京ビッグサイト出展であり、会場内のスタートアップゾーンでのチャレンジです。創業当初から、紹介ベースのご縁を中心に、ひとつひとつ案件を積み重ねてきました。
「いつか大きな展示会に、自分たちの名前で出たいね」と話しながらも、目の前のお客様の業務整理とシステム構築に夢中で、なかなか一歩を踏み出せずにいたのが正直なところです。
そんな中で決めた今回の産業交流展・スタートアップゾーンへの出展は、私たちにとってひとつの区切りであり、新しいスタートでもあります。

産業交流展とは?イベント概要

今回出展する「産業交流展2025」の開催概要は、次のとおりです。

  • 展示会名:産業交流展2025
  • リアル展示会 会期:2025年11月26日(水)〜11月28日(金) 10:00〜17:00
  • リアル展示会 会場:東京ビッグサイト 西展示棟 1・2ホール、アトリウム
  • オンライン展示会 会期:2025年11月12日(水)〜12月5日(金)
  • 入場料:無料
  • 公式サイト:産業交流展2025 公式サイト
    https://www.sangyo-koryuten.tokyo/

FISTBUMPは、このうち東京ビッグサイトでのリアル展示会・スタートアップゾーンに出展します。
オンライン展示会のほうでも、出展者情報や資料が公開される予定ですので、当日会場にお越しいただけない方も、よろしければ公式サイトをご覧いただければ嬉しいです。

出展のきっかけは現場対話型プロジェクトからのご縁

今回の出展の大きなきっかけになったのが、
「現場対話型プロジェクト・SUによる事業提案制度」に採択いただいたことです。
現場で日々奮闘している企業や団体と、スタートアップが対話しながら、「本当に必要とされるサービスやしくみは何か?」を一緒に探っていくこのプロジェクトの中で、私たちは

  • 現場の悩みや違和感をそのまま言葉にしてもらう
  • それを業務フローや項目、画面イメージに落とし込んでいく
  • 小さく試して、現場のフィードバックをもらいながら育てていく

というスタイルを徹底的に磨かせてもらいました。その延長線上で、「もっと多くの現場の方々と直接対話できる場」として産業交流展、そしてスタートアップゾーンへの出展のお話をいただき、今回のチャレンジにつながっています。
単に「展示会に出てみたい」というよりも、現場対話型プロジェクトでご一緒した皆さまとのご縁や学びを、次のステップにつなげる場としての出展――という意味合いが強いのが、今回の特徴です。

なぜ産業交流展の「スタートアップゾーン」なのか

私たちが日々ご一緒しているのは、まさに現場で奮闘している企業のみなさまです。

  • エクセルや紙での管理が限界に近づいている
  • 情シスや専任のシステム担当者はいない
  • でも、お客様対応や案件管理をきちんと仕組み化したい
  • 属人的な業務を、できるだけ分かりやすく整理したい

こうしたリアルな課題に対して、kintoneをベースにした業務管理の仕組みづくりを、一社一社と一緒に進めてきました。スタートアップゾーンには、同じように「今の延長線上に、もう一歩先の業務の形をつくろう」としている企業が多く集まります。現場の課題感を持った方と、同じ目線・同じ温度感で話ができる場だと感じたことが、スタートアップゾーンを選んだ大きな理由です。また、同じゾーンに並ぶ他のスタートアップの取り組みも、きっと良い刺激になるはずです。来場者としての視点と、出展者としての視点を両方持ちながら、このイベントを楽しみたいと思っています。

現場から始める業務改善と、CB Core活用

今回のブースでは、FISTBUMPがこれまで取り組んできた「業種・業界特化の業務管理」の取り組みを、できるだけ具体的にお見せしたいと考えています。たとえば、こんなユースケースです。

  • 法律事務所向け

    https://fistbump.co.jp/cloudbalance
    案件管理、タスク管理、相談履歴、進捗共有、期日管理などを、これまでのエクセル・紙・口頭共有から、kintoneベースの仕組みに置き換えた事例。
  • 福祉・児童福祉施設向け

    https://cbcore.fistbump.co.jp/orphanage/index.html
    日々の記録、ケース記録、帳票出力、職員間の情報共有など、「現場の書き方」を大事にしながら、業務負荷を少しずつ軽くしていく工夫。
  • 税理士・社労士など士業向け

    https://cbcore.fistbump.co.jp/accounting/entry-37.html
    顧問先情報、締切スケジュール、タスクの割り振りなどを中心に設計した管理の仕組み。
  • 行政・子ども福祉局向け
    児童養護施設などの「空き状況」をリアルタイムに見える化し、受け入れ可能数や調整状況を庁内で共有しやすくする仕組み。
  • 共通して使える汎用テンプレート

    https://fistbump.co.jp/cb-core/
    名簿管理、案件管理、スケジュール管理、日報など、業種を問わず使えるベースアプリの考え方・設計のポイント。

特別な専門知識がないと触れないようなシステムではなく、

  • 「この画面なら、事務スタッフもすぐ使えそう」
  • 「この項目の並び方なら、うちのエクセル表とイメージが近い」
  • 「ここを少し変えれば、そのまま自社の業務に使えそう」

と感じていただける“ちょうどいい設計”を意識して、実際の画面やサンプルをお見せする予定です。

ブースでお話しできること・ご相談いただけること

当日は、単なる機能紹介やパンフレット配布だけではなく、「その場で一緒に考える」場にしたいと思っています。例えば、こんなテーマでお話しできます。

  • 現在お使いのエクセルや紙の帳票を、kintoneで管理するとどう変わるか
  • 案件管理・問い合わせ管理・日報など、バラバラな表をどう整理すると運用しやすいか
  • 将来の人員増加・拠点拡大を見据えたときに、どんな設計にしておくとラクか
  • 社内ルールやマニュアルと、システム画面の項目・命名を揃えるコツ
  • 「最初の1アプリ」をどう選ぶか、どの範囲から始めると失敗しにくいか

「まだ何も決まっていない段階ですが、相談してもいいですか?」というような、ふわっとした状態でもまったく問題ありません。むしろ、そういった段階だからこそ、ホワイトボード感覚で一緒に整理していけることがたくさんあります。スタートアップゾーンらしく、スピード感とフットワーク軽めでお話しできればと思っています。

スタートアップとしての、東京ビッグサイトへの想い

FISTBUMPは、まだ決して大きな会社ではありません。大規模な装飾や派手な演出があるブースではありませんが、その代わりに大切にしてきたものがあります。

  • 現場で実際に使い続けられる仕組みにすること
  • 「作って終わり」ではなく、運用と改善のサイクルまで見据えること
  • お客様の業種や文化に合わせて、一緒に“ちょうどいい形”を探すこと

そして今回、現場対話型プロジェクト・SUによる事業提案制度での採択をきっかけに、東京ビッグサイトのスタートアップゾーンに立てるのは、私たちにとって本当に大きな節目です。これまでオンラインや個別訪問だけでは出会えなかった方々と、直接顔を合わせてお話しできることを、今からとても楽しみにしています。

ぜひ、スタートアップゾーンのFISTBUMPブースへお立ち寄りください

産業交流展にご来場の予定がある方、また、このブログをきっかけに「行ってみようかな」と思ってくださった方は、ぜひスタートアップゾーンのFISTBUMPブースにも足を運んでいただけると嬉しいです。

  • 「業務改善をしたいが、どこから始めればいいかわからない」
  • 「kintoneを導入したものの、なんとなく使いこなせていない」
  • 「エクセルや紙の管理が限界だけど、システムは少し怖い」

そんなお悩みを、雑談ベースでも構いませんので、ぜひ聞かせてください。当日は、代表の私もできる限りブースに立つ予定です。もし見かけたら、どうぞ気軽にお声がけください。

東京ビッグサイト・スタートアップゾーンで、みなさまとお会いできるのを心から楽しみにしています。